厄払い・厄除けに行くときの服装に迷ったことはありませんか?
厄年を迎える男性にとって、厄払いは新たな一年を穏やかに過ごすための大切な行事。神社やお寺での祈祷は、普段の参拝よりもフォーマルな場であり、服装にも少し気を配りたいところです。「どんな服装で行けばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、厄払いにふさわしい男性向けの服装について、TPOを押さえたポイントや注意点を分かりやすくご紹介します。寒い季節に行うことが多い厄払いだからこそ、防寒とマナーを両立させた準備をして、心地よく祈祷を受けましょう!
2026年の厄年は?
■ 男性の厄年(2026年)
| 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|
| 2003年(平成15年生) 24歳・ひつじ | 2002年(平成14年生) 25歳・うま | 2001年(平成13年生) 26歳・へび |
| 1986年(昭和61年生) 41歳・とら | 1985年(昭和60年生)※ 42歳・うし | 1984年(昭和59年生) 43歳・ねずみ |
| 1967年(昭和42年生) 60歳・ひつじ | 1966年(昭和41年生) 61歳・うま | 1965年(昭和40年生) 62歳・へび |
■ 女性の厄年(2026年)
| 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|
| 2009年(平成21年生) 18歳・うし | 2008年(平成20年生) 19歳・ねずみ | 2007年(平成19年生) 20歳・いのしし |
| 1995年(平成7年生) 32歳・いのしし | 1994年(平成6年生)※ 33歳・いぬ | 1993年(平成5年生) 34歳・とり |
| 1991年(平成3年生) 36歳・ひつじ | 1990年(平成2年生) 37歳・うま | 1989年(昭和64年/平成元年生) 38歳・へび |
| 1967年(昭和42年生) 60歳・ひつじ | 1966年(昭和41年生) 61歳・うま | 1965年(昭和40年生) 62歳・へび |
厄払い・厄除けの服装はなんでもいい?
厄払いや厄除けに行く際、服装はフォーマルでなくても問題ありませんが、カジュアルすぎる服装は避けましょう。神社やお寺での行事は宗教的な意味を持つため、デニムやダメージ加工の服、派手なデザイン、シワの目立つ服などは控えるのがマナーです。他の参拝者との合同祈祷もあるため、周囲に不快感を与えない服装を心がけてください。
冬の厄払いには防寒対策を
厄払いや厄除けは1月~2月の寒い時期に行われることが多いため、防寒対策は必須です。ただし、祈祷中や本堂に入る際には、コートやマフラー、帽子などの防寒具は外すのが礼儀です。暖かさとマナーを両立させた準備を心がけましょう。
快適さも大切に
祈祷は30分~1時間ほどかかることが一般的です。身体を締め付けない服や動きやすい生地を選ぶことで、長時間でも疲れにくく快適に過ごせます。フォーマル感と着心地を両立させた服装がおすすめです。
革製品や毛皮は避ける
神道や仏教では「死」を不浄とみなすため、革製品や毛皮の使用は避けるのがマナーです。特に小物類にも気を配りましょう。
事前確認が安心
神社やお寺によっては服装に関する指定がある場合もあります。初めて訪れる場合は、平服や礼服の指定があるかを事前に確認しておくと安心です。
おすすめの服は?
- スーツやジャケットスタイル
- ビジネスカジュアル
- シャツとチノパン
オススメの服をいくつかピックアップしてみました
伸縮性のある、秋冬向けのセットアップ
襟付きシャツ+カーディガン+スラックス風パンツでビジネスカジュアルスタイルに!
スラックスをチノパンに変えてカジュアルダウン!
インナーで防寒対策
祈祷中は防寒具外すのがマナー。インナーでしっかり防寒対策を!
厄払いと厄除けの違いとその風習
厄払いと厄除けは、どちらも災いから身を守るための儀式ですが、それぞれの目的が異なります。
- 厄払い:自分に降りかかる厄災や邪気を祓い、安泰を祈るものです。神社で行われることが一般的で、神道の作法に則って行います。
- 厄除け:災厄そのものが近づかないように祈願する儀式です。お寺で護摩木を燃やす「護摩祈願」などが行われ、仏教の教えに基づいています。
どちらを選ぶかは、自身や家族の信仰や好みによります。また、神社とお寺の両方で儀式を受ける方もいらっしゃいます。ましょう。
厄払い・厄除けを受けるタイミング
厄年は数え年で考えるため、新年の元旦から始まります。そのため、一般的には元旦から節分までに厄払い・厄除けを行うのが良いとされています。ただし、この期間を過ぎても受けられる場合がほとんどです。一年中受付をしている神社やお寺も多いため、都合の良いタイミングで計画しましょう。
厄払い・厄除けは厄年以外でも可能
厄払い・厄除けは、厄年でなくても受けることができます。「最近ついていない」「心が晴れない」と感じるときに行うのもおすすめです。神社やお寺で祈祷を受けることで心が軽くなり、前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。
お礼参りを忘れずに
厄払い・厄除けを行った場合は、翌年の元旦から節分までに「お礼参り」をするのが良いとされています。一年間無事に過ごせたことへの感謝を伝える、大切な習慣です。
初穂料や祈祷料の準備について
多くの神社やお寺では、訪れた当日に受付をしてもらえます。ただし、お正月など混雑が予想される時期は、事前に予約をしておくと安心です。最近では公式ホームページでのオンライン予約を受け付けているところも増えているので、チェックしてみましょう。
まとめ
厄払い・厄除けは、古くから受け継がれてきた日本の大切な風習です。新年のスタートに厄災を祓い、心をリフレッシュすることで、清々しい気持ちで一年を迎えることができます。気になる方は、近くの神社やお寺を調べて訪れてみてはいかがでしょうか?


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